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ホームステイ(学生寮)の失敗談...

ホストファミリーとのコミュニケーション

ペンネーム:あや
住所:広島県
E-mail:非公開
留学時年齢:20歳
性別:女
留学した国:イギリス
留学期間 :1997年2月〜3月
学校名:語学学校

 私が滞在したおうちは、10歳と13歳の子供、それから猫が2匹家中を走り回る、普通のイギリス人家庭だったのですが、そこの家族はあずかっている人達とのコミュニケーションをとてもとても大事にする家庭でした。滞在2日目にアイススケートに連れて行ってもらったり、その他にもいろいろ、ことあるごとに私を家族の行事に参加させてくれるところで、どちらかといえば、外にのみに行くよりも家で楽しむのが好きな私にとってそこはもう、極楽のようなところでありました。

   大ざっぱな奥さんは「台所は自由につかっていいわよ、何なら夕食も作る?」と、ホームステイとは、ご飯を作ってもらうにも人様の手を借りなければならない、言うなれば「人のうちにおじゃましているだけ」という感覚をもっていた私は、奥さんのその態度に驚き、10歳の女の子が毎日毎日遊ぼう、と構ってくれるのがうれしく、その家族に一気に溶け込んだ気がしてほくほくしていたものです。

 しかし、そこの家に私の前に滞在したフランス人の女性は、そういう扱いが疎ましかったらしく、これは奥さんに聞いた話なのですが、夜遅く帰ってきても何も言わなかったり、そこの娘に遊ぼう、と誘われても無下に断わり続けたりしたそうです。奥さんが、家に他人を入れるというのは難しいと思っているうちにそのフランス人の帰る日が近づき、とにかくもさよならパーティを開いて気持ちよく送り出そうとしたところ、そのさよならパーティの当日、特別に用意されたスペシャルミールを食べることなく、彼女はドーヴァーに行かなくてはならないんだといいだし、奥さんはしかたなくその子をドーヴァーまで車で送り、パーティーの代わりにしたそうです。

 奥さんは大雑把でパワフルですが、気のこまかいひとで、そこに滞在する子が愉しめるようにと心を尽くす人です。折角外国に来て、やりたいことが一杯あるのは分かりますが、それにしても一言いっとけば回避できるいざこざだったような気がしました。人の家で暮らすのは難しいですが、楽しもうと思えば返ってくるものはとても大きいです。外国にもう一個自分の家ができるようなものですから。





AMITY-NETからのひとこと  By AMITY

ホームステイファミリーとのコミュニケーションを楽しいと感じる人もいれば、ホテルが客をもてなすように距離をおいて欲しいと望む人もいることだろう思います。
留学は言葉や学問だけではなく、その国の文化や、その国で生きる人の感性を感じるチャンスでもあります。ホテルに泊まることは旅行でも可能ですが、その家族と共に生活することは留学ならではなのではないでしょうか。家族として接してくれたことは、とても恵まれていたのかもしれません。あやさんが滞在された場所は英国の田舎街のようですので、都会の家族よりもフレンドリーだったのかもしれませんね






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