空きっ腹で過ごした最初の夜
ペンネーム:Meg
住所:New York, USA
E-mail:非公開
留学時年齢:18歳
性別:女
留学した国:アメリカ、ニューヨーク州ロングアイランド
留学期間 :1986年9月〜1989年12月
学校名:大学
ほどほどに田舎で、ほどほどに都会で、という条件で選んだ大学は、ロングアイランドにある小さな私立大学だった。
地図を見ても、どのような交通手段があるのか分からず、学校に手紙を書いてもナシのつぶて。
時間がないので「えーい、行ってしまえ」とホテルの予約も取らずに飛行機に乗り込んだ(大体どこにホテルがあるのかも分からなかった)。
JFK空港について、乗合リムジンの乗り場を見つけ、待たされること1時間。受付のお姉さんに「どこにする?」と訛りの強い英語で聞かれて、適当に指さしたリムジン会社が一番いい加減なとこだったみたい。学校の寮にも申し込んであったが、着いた頃にはオフィスは閉まっている時間。仕方がないので、運転手のおじさんに「どこでもいいから、学校の近くにモーテル探して」と、めちゃめちゃな英語で頼んだら、思いきり変な顔をされた。それでも、とりあえず適当なモーテルに放り込んでくれた。
モーテルの部屋は2階。私のスーツケースは英語の辞書などを山ほど詰め込んであるので、とんでもなく重い。でも、部屋を変えてくれ、という勇気がない。
死にそうになりながら引きずり上げ、ようやく部屋に落ちついたけれど、今度は近くにレストランも何もないことに気がついた。
遠くに明かりが見えるが、歩いていける距離ではない。晩御飯まで考えなかったので、食べ物は何もない。外は暗くなってくるし、お腹は空いてくる。しかし、ここにたどり着くまでの緊張とスーツケースと格闘したための体力の消耗で、外に出てゆく元気もない。外は、街灯すらない真っ暗闇になってしまった。
スーツケースをひっくり返したら、たまたま粉末の味噌汁が入っていた。
洗面所のぬるいお湯で溶いた味噌汁を飲み、空きっ腹をかかえて、アメリカの初めての夜を過ごしたのだった。
AMITY-NETからのひとこと By AMITY
Megさんの文面から察すると、学校との連絡手段は郵便だったのでしょうか。
私のいままでの経験では、E-mailでの問い合わせに対して郵便で返事が来たり、2カ月以上たってから返事が返ってくるなどのケースがありました。
また稀に、こちらの問い合わせ内容をほとんど読まずに適当に返事を返していることが読み取れるような文面もありました。(定型文のようなきっちりした文章でないにもかかわらず...。)
メール間口の担当者が授業をするわけではありませんので、問合せへの応対だけでその学校全ての姿勢を推し量ることはできませんが、いずれにしても、ひとつひとつのメールをたいせつにしない担当者が窓口にいる学校というのはどうかと思います。このような失敗をしないために、多くの学校とコンタクトをとってその対応を比較してみることも成功する留学の第一歩ではないでしょうか。
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